【Spacechem-tips】Sync-1 「待機」としての「同期」

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  1. Sync の基本の使い方
  2. 「待機」としての「同期」

こんにちは。

Spacechem の解法、Sync の1つ目です。

今回は Sync コマンドの使い道の1つである、

「待機」としての「同期」

について説明したいと思います。

Sync の基本の使い方

その前に、まずは Sync の基本的な使い方を説明します。

Sync は、基本的に

2つのウォルドのタイミングを合わせる

ために使います。

例として、アルコノストの1ステージ目「検出の基本」を見てみましょう。

spacechem-basic-of-sensing

このように、2つのウォルドが、自転車のペダルのように、
ぐるぐると回っていますね。

sync-description

2つのウォルドのタイミングを合わせることで、原子同士の衝突を防いでいるのです。

2つのウォルドで操作すると、
速度は2倍になりますから、
クリアに必要なサイクル数は2分の1と、減らすことができます。

もちろん、タイミングを合わせるのは、結合時など、
これ以外の使い方もできます。

「待機」としての「同期」

それでは、本題に移りましょう。
Sync コマンドは、「待機」としての使い方もできるのです。

例として、ダノプスのサイドストーリー、実験:その場で入れ替えを見てみましょう。

sync-wait

いくつか Sync コマンドがありますが、下の Sync コマンドに注目してください。

sync-wait-description

1ウォルドに2つずつ、Sync コマンドがありますね。
赤のウォルドが結合装置の手前に来た時に Sync して、
その後もう一度 Sync しています。
最初の Sync で、青のウォルドは結合の除去を開始していますね。
除去が終わったら再び Sync して、赤のウォルドを動かし始めます。

このように、Sync コマンドには、

片方の処理が終わるまで待機する

という使い方ができます。
このような場合、片方の処理を開始するため、
通常2つ Sync をセットにして使うことが多いです。

この考え方は、ゲームの最後の最後まで使うことができるので、とても便利です。